教育に対する意識調査

悪い方に向かっている分野は?「教育」過去最高に 内閣府調査

 内閣府が三十一日発表した「社会意識に関する世論調査」によると、「現在の日本で悪い方向に向かっている分野」(複数回答)として「教育」を挙げた人が過去最高の36・1%に上り、「治安」や「雇用・労働条件」を抑えて一位だった。道内では約半数の人が「雇用・労働条件」を挙げ、「教育」「医療・福祉」「地域格差」もそれぞれ40%以上となり、生活全般への強い不安感が浮き彫りになった。
 「教育」が悪くなっていると答えた人は、昨年二月の前回調査から12・3ポイント増加。この質問を始めた一九九八年調査から二倍以上に上昇し、いじめ問題などに懸念を強めていることが分かった。
 次いで「治安」が前回比2・7ポイント減の35・6%、「雇用・労働条件」が同4・6ポイント増の33・5%の順。「地域格差」は26・5%で八位だったが、前回比11・5ポイント上昇し、地域間格差拡大の実感を強めている傾向も顕著になった。
 一方、道内では49・4%の人が「雇用・労働条件」を挙げ、「教育」の41・8%を抜いた。「地域格差」が41・4%、「医療・福祉」も全国31・9%に対し、道内は40・7%と、いずれも他地域を大きく引き離した。
 調査は一月中旬から二月上旬にかけ、二十歳以上の男女一万人を対象に実施し、回答率は55・9%。北海道の対象者は四百五十一人で、回答率は58・3%だった。
北海道新聞 より)


教育はとても大切なことであるが難しい分野でもあるだろう。
詰め込み教育からゆとり教育へ改革されたが、
また再びゆとり教育が見直される方向へ検討されている。
家庭教師のような学校外の勉強だけでなく、
できるだけ個々の生徒にあった教育方針を選択できることがよいのではないだろうか。
しかし先生の指導能力の低下も教育に対して不安な一面でもあるだろう。
経験を生かす意味でも先生への転職も増えていってもよいだろう。


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